今回の島への訪問は3年ぶり。
3年という月日は短いようで長いもので
いろいろ変化がありました。
1)稚内の駅前が再開発によって変わっていた。
(正確に言うと、再開発中で駅が移転していた。きれいだけど、ちょっと狭い気もする。
まだ、工事中だったので、工事が終わったらもっと広くなるのかも。)

2)以前行った時には試掘中だった温泉が、すでに「うすゆき温泉」の名前で営業をしていた。

トレッキングが終わった後に入浴できるのは気分が良い。
3)ウエンナイ(地名)でもドコモの携帯が通じるようになった。
8時間コースの途上の島の西側の地域では、携帯がどのキャリアもつながらなかったのが
ドコモが中継局を設置して、つながるようになった。
8時間コースを歩く場合は少し便利になった。
やっぱりドコモだと思った。
でも、一番変わったと言えば、定宿が休業してしまい、今回は別の宿にお世話になったこと。
本音を言うと、毎年飽きもせずこの島に行っていたのは、
この定宿に行くのが目的だったところもある。
いわば「帰省。」
だから、今回、島に着いたらなんか気になって仕方がなくて
休業中だったのはわかっていたのだけれど
レッキングが終わって宿屋の人が迎えにきてくれるまで時間があったので、
レンタルサイクルを借りて、見に行ってみた。
いざその前に到着してみると
やっぱり休業していた。(=当たり前ですが....)
この宿では、いつも、トレッキングが終わって宿に帰ると
「おかえりー。」
といって玄関まで出てきてくれるのですが
なんかねぇ。こうして前にたっていると
今にも宿主が「お帰りー。」と出てきそうなんだけど
やっぱり(当たり前ですが)出てこなくて
その出てこない現実をしみじみ感じると
さみしさがこみあげて来るねぇ。
民宿の前の堤防にしばし腰をかけて
空を行き交う海鳥を見ながら
「学校が廃校になっちゃったり、
自分が住んでいた町がダムの底に沈んだりすると
こんな感じなのかなー。」などと思いに耽っておりました。

でも、これは変わっていませんでした。
いろいろなものが変わっていく中で
昭和のにおいが色濃いこれが残っているのは
本当にうれしく思う。

いつまでも残っていて欲しいと思う。
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